◆この紫トウモロコシ(モラドパープルコーン)の呼称について
和名: モラドパープルコーン
英名: Morado Purple Corn
学名: Zea mays
◆この紫トウモロコシ(モラドパープルコーン)の入手について
関係する法に抵触することなく入手したペルー産 紫トウモロコシの種を使用、栽培しています。
ただし、2025年以降は、国内採取の当該種子を使用、栽培する予定です。
◆モラドパープルコーン栽培の権利に関わる当園の理解
日本国内の種苗法において保護される品種は、新たに開発され、種苗法で登録された品種に限り、紫トウモロコシのような在来種には適用されないと解釈しています。
また、日本国内では、「属地主義の原則」が適用され、海外の育成者権(例えあったとしても)が日本国内に及ばないと解釈しています。
紫トウモロコシとは
日本人には聞きなれない紫トウモロコシ(maiz morado:マイス モラード)。
世界で最も多くのポリフェノールを含むトウモロコシで知られています。
原産国はペルー、ボリビアです。
ペルーではパープルビール、パープルレモネードの原料とされているフリントコーンです。
スーパーマーケットでも売られているChicha Moradaが有名です。
日本では紫トウモロコシそのものを食べることはあまりないですが、天然色素として菓子や飲料などの食品に添加されています。
健康成分
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の科学者たちが、紫トウモロコシの成分に肥満、炎症、糖尿病、心血管疾患、ある種のがんと闘う可能性のある天然由来の化学物質のレベルが高いものを発見しました。
また、トウモロコシの実の外側の層が天然の着色料として利用できる可能性も発見しています。
ところで、アントシアニンが豊富な食品を食べると、病気のリスクが減少するという研究結果がある中。
インスリン抵抗性に対して紫トウモロコシのフェノール化合物をテストしました。
マウスの脂肪細胞にインスリン抵抗性を誘導し、アントシアニン化合物で細胞を処理し、グルコースの取り込みをモニターしました。
その結果、インスリン抵抗性は29〜64%減少した。さらなる研究が必要であるが、この研究は、フェノール化合物が肥満者のインスリンプロファイルを改善する可能性を示唆しているそうです。
また、同校のジュヴィック氏によると、紫トウモロコシは、米国で使用されている食紅の一つである赤色染料40号(食用色素で ゼリー、キャンディー、ジャム等の着色に現在使用されている)の代用利用できる可能性があると述べています。
そうすれば、アントシアニンを豊富に含む天然の色素を食品や飲料に添加することで、人々は簡単に健康上のメリットを得ることができるそうです。
引用:米国農務の
紫トウモロコシに関わるブログ
翻訳:ひるぜん農園
ひるぜん農園では、ぺルー原種、紫とうもろこしの栽培を2024年から行っています。
委託生産方式で栽培を承っています。
特徴は『栽培期間中、農薬不使用』です。
成分はペルー産 紫とうもろこしに準拠いたします。
卸価格はお問い合わせください。
※お問い合わせは担当者までお願いいたします。
ひるぜん農園 三原昌代 電話0868-45-0087